事例紹介(Nexty Electronics World)

建設現場など屋外利用可能なエッジコンピューティングで作業効率化

ICT・インダストリアル

取組み背景

農業・建設分野では、労働力不足が課題となっており、機械の自動化による効率化や省力化が期待されています。これに加え建設現場では、作業中の事故減少を目的に、AIを使った「人検出」システムによる事故防止策に注目が集まっています。

当社ソリューション

当社は特殊車両の自動化や事故防止に必要な耐環境性能を備えたAI画像認識ECUを屋外検証向けに提供することで、初期開発コストを軽減しつつ、短期間で製品化することが可能なソリューションを提供します。

カーエレクトロニクスの経験で培ったノウハウを活かし、農業機器・産業機器などの特殊車両の自動化や事故防止を目指すお客さまに対し、「AI画像認識ECU」をご提案します。
本製品はNVIDIA CorporationのJetson Industrial SoM(System on Module)ベースに当社が独自開発したAIコンピューティングECUであり、特殊車両に求められる防水・防塵・耐振性を有しています。また、マルチカメラでサラウンドビューの画像を表示し、AIにより人や障害物を検知することが可能です。

従来の画像認識ECUは、案件ごとにゼロから開発するため相応の期間がかかり開発費が高額になるという課題がありました。これに対し当社はJetson Industrial SoM(System on Module)をベースにした開発のため、短い期間での開発と量産を見据えたお客さまの初期開発コストを軽減することが可能です。

当社の強み

  • オートモーティブ領域での長年の開発実績を活かしたサービス提供
  • 車載向けインターフェイスの追加や、カメラ、センサーなど周辺部材の複合提案力
  • お客さまがJetsonの評価キットで開発したソフトウェア資産を当社提供の ECUに実装

製品詳細・関連商材

パートナー会社

  • NVIDIA Corporation