事例紹介(Nexty Electronics World)
ドライバーモニタリングシステム
~QualcommのSnapdragon SoC(System on Chip)を搭載したAIソリューションで表情を検知~
取組み背景・社会(顧客)課題
ドライバーの状態は一定ではなく、注意力の低下や感情の起伏など、さまざまな要因から刻々と変化します。
例えば交通事故の発生原因で割合の高い「わき見運転」を筆頭に、「居眠り運転」、また一時的な感情に駆られての「あおり運転」など、無意識かつ、ふとしたはずみで危険な運転をしてしまうことがあります。
これまで、急加速や蛇行など、危険運転が発生した際にアラートを発信するサービスなどが実用化されていますが、それらは危険運転に対する「未然の対応」ができませんでした。
当社ソリューション
AIを搭載したQualcomm社のSnapdragon SoC(System on Chip)を組み込んだシステムが、画像認識によりドライバーの状況をモニタリングし続け、必要に応じてアラートを発信し、「未然の対応」で安全運転を確保します。
画像認識の機能:
・ドライバーを検出し、その姿勢からわき見運転などの安全運転義務違反を検知、アラートを発する
・ドライバーの顔のパーツを認識し、パーツの位置から感情を推測することで、怒りの表情を検知した際にアラートを発する
・各ドライバーを認識し、学習することでドライバーごとの特徴を掴み、アラートの精度を高め続ける
ハードウェアのキーデバイスであるQualcomm社のSnapdragonを熟知したSoM(System on Module)メーカーやODMメーカーと連携してサポートを行います。
当社の強み
当社は、お客さまの開発ニーズに合わせた最適なサポート体制により、スムーズな導入を実現します。
①お客さまご自身で設計、かつ開発工数を削減したい場合
当社とSoMメーカーとの連携により、お客さまのニーズに合ったSoCの周辺部品が搭載されたモジュールをご提供します。
②最小の工数で導入したい場合
当社とODMメーカーとの連携により、お客さまが実現したい製品を、設計から開発、製造まで担うことで、迅速な導入を実現します。
製品詳細・商材関連
Qualcomm社紹介ページ:https://www.nexty-ele.com/product/detail/qualcomm/
パートナー会社
ソフトウェア開発パートナー:NSW株式会社 https://www.nsw.co.jp/