事業案内

ソフトウェア

大規模・複雑化している車載ソフトウェア開発における事業課題や技術課題に対し、AIなどの先進技術の活用や、国内外のグループ企業が保有する開発リソーセスにより、お客さまに最適かつ高品質なソフトウェア・ソリューションを提供します。

受託開発

大規模な量産ソフトウェア開発においては、高いレベルで管理されたQCD(品質、コスト、納期)を前提としたシステム受託のほか、シミュレーションツールの提供や、オフショア開発コンサルティングなどのサービスも展開しています。
組み込み開発技術に関する深い知見や、プロジェクトマネジメント機能に加え、グループ企業が保有するAIやシミュレーションなどの専門技術、量産開発リソーセスを組み合わせることで、お客さまに最適かつ高品質なエンジニアリングサービスを提供します。

SAE(Society of Automotive Engineers)の6段階のうち、現在の主流はレベル2のADAS(先進運転支援システム)であり、今後自動運転機能相当となるレベル3やレベル4が乗用車やMaaS車両などに搭載されていきます。自動運転/ADASの開発においては、従来の制御技術に加えてAIやIoTの技術も求められていますが、当社は「事故のない社会」の実現に向けて、この高度な機能の開発を支援します。

周辺監視

車両に設置したカメラやLidarなどのセンサーにより、車両周辺の状況を認識します。

  • FOE(拡張焦点)推定処理技術
  • 路面勾配推定処理技術
  • ドライバー認識処理技術

自動運転アルゴリズム

車両周辺の情報から、自車の次の振る舞いを決定します。

  • 物標認識処理技術
  • 緊急時動作処理技術
  • プランナー処理技術
  • 車線維持支援システム処理技術
  • ACC処理技術

MaaS車両向け管制システム

遠隔地よりMaaS車両の状態を把握し、車両の制御をします。

  • 車両遠隔監視・制御技術

走行データ収集サービス

自動運転/ADASに関する画像および走行データの収集・分析や、お客さまが自動運転/ADAS関連システムを開発する際に必要となるデータを収集します。また、車両データ収集のアプリケーション開発も行います。
海外拠点を活用しながら学習(正解値)データを提供し、お客さまのリソース最適化、およびシステムの認識率・検知率向上に貢献します。

脱炭素社会の実現に向けて、クルマの電動化の流れは止めることはできません。しかし一方で経済合理性の観点から、ZEV(Zero Emmision Vehicle)だけではなく、HEV(Hybrid Electric Vehicle)を含むICE車(Internal Conversion Vehicle)の性能向上も当面取り組まなければなりません。
当社は長年培ってきたパワートレイン/電動化のソフト開発の経験を活かし、社会全体が豊かになる技術開発を支援していきます。

エンジン制御

燃費効率化を実現する最適制御を提案します。

  • FC(Fuel Cell)制御技術

モーター制御

電動化対応パワーソースの最適制御を実現します。

  • モーター制御技術
  • 回生制御技術

電池制御

電力効率を最大化する最適制御を実現します。

  • 電池シミュレーター
  • 電力制御マネジメント、熱制御マネジメント

各社がSDA(Software Defigned Archtechture. アプリケーションサービスのための、ソフトウェアで定義されたアーキテクチャー)に基づいたクルマ作りを加速する中、クルマはクラウドと常時接続している状態となり、FOTA(Firmware update Over The Air)、SOTA(Software Updates Over The Air)など、さまざまなコネクティッドサービスが提供される時代になります。当社は従来の組み込みソフト開発技術に加え、IT技術も必要とされるこの領域で、お客さまの開発支援に向けて、求められる技術スキルをさらに強化します。

通信機能
(車車間・路車間通信、DCM、OTA)

自車位置を特定し、他の車両やインフラと通信することで、協調制御を支援します。
タイで、本技術を活用したタクシープローブサービスを展開しています。

  • GNSS(GPS, QZSS, Galileo, GLONAS)処理技術
  • DSRC通信技術
  • セルラー通信技術
  • データ収集処理技術
  • 車載イーサネット、CAN、LIN通信技術

IVI、コクピット

複雑化、高解像度化する車載インフォテイメント、コクピットの開発を20年に渡る豊富な実経験で支援します。

  • HMI開発
  • Bluetoothスタック開発

テスト、評価

各種アプリケーションや通信の機能テストや評価、コンサルティングなどのサービスを提供しています。

車載組み込みソフトウェア開発において、ドメイン・製品に関わらず共通して必要とされる技術があります。具体的にはAutosarなどの基盤技術、MBD(モデルベース開発)などの開発技術、各種プロセスや機能安全などの管理技術です。豊富な車載領域の受託開発経験を有する当社は、顧客のソフトウェア開発を下支えする各種要素技術で、お客さまの開発を支援します。

基盤技術

  • Autosar
  • ダイアグ処理技術
  • 車載イーサネット、CAN、LIN車載通信
  • 機能安全/SOTIF対応

開発技術

  • MBD(制御モデル・プラントモデル)
  • 並列化・メモリー削減・高速化チューニング技術
  • MILS、HILS、SILS環境構築技術
  • CI/CD環境構築
  • USDM
  • 機械学習・データ分析
  • 画像処理・認識技術
  • フレームワーク(ROS2、Autoware、CARLA)

管理技術

  • CMMIA-SPICE、機能安全、スクラム

自社プロダクト

System of Systems社会に関わるさまざまなステークホルダーを対象に、ソフトウェア流通プラットフォームでコラボレーションを促進し、デジタル・バリューチェーンの創出を支援します。

moderix®(モデル流通プラットフォーム)

シミュレーションツールやモデル棚など、ベンダー各社との連携性を高める環境を構築し、柔軟で活用しやすいモデル流通を実現します。
またモデル流通に必要な、情報管理やモデル連成・シミュレーション環境構築など、「モデル提供者と利用者」の円滑なコラボレーション開発を目指し、経済産業省が推し進めてきた「SURIAWASE2.0」に適したサービスプラットフォームを提案します。

取扱い商品

車載組み込みソフトウェアの開発、テスト、検証、適合などに使用されている世界有数の開発ツール群を取り扱っており、お客さまの開発課題の効率化提案を実施します。

事務局運営

「JASPAR」における18年間の事務局実績や、各種プロジェクトのサポート業務実績をベースに、業界団体、標準化団体などの立ち上げから運営までのトータルサービスを提供します。団体としての法規対応、規程整備、会計業務から各種資産管理、成果物管理、広報活動、活動活性化提案などの人的ノウハウに基づく幅広い業務がサポート可能です。また会員企業、メンバー、会議体、文書などの管理を効率的に運用できるシステムの提供も行っています。

JASPAR

2004年9月に、高度化・複雑化する車載電子制御システムのソフトウェアやネットワークの標準化および共通利用による、開発の効率化と高信頼性確保を目指し設立しました。自動車メーカー、電装品メーカー、半導体メーカー、ソフトウェア開発の各業種から技術者が参画し、海外・国内の関連団体との協調の下、車載ネットワークやソフトウェア、セキュリティ、機能安全、OTAおよび情報系領域における標準化を推進しています。

ソフトウェアについて
お悩みのことはご相談ください

株式会社NTTデータオートモビリジェンス研究所

NTTデータグループ自動車分野組織における、次世代自動車ソフトウェアに関する研究者集団・ツールクリエーターです。車載ソフトドメインで圧倒的なモデリング力があり、車載ソフトの開発・運用を画期的に効率化し、ツール構築力を強みとしています。ニアショア拠点を持ち、ZIPCツールを活用したテスティングソリューションや、機械学習を活用したソフトウェアテストの効率化を支援します。また2022年度に、自動運転/ADASシステムのバーチャルシミュレーションで実行すべき重要シナリオを、網羅的に自動生成する検証基盤ソフトウェア「ZIPC GARDEN Automation」をリリースしました。

株式会社アックス

独自開発OS、仮想機械モニター、TCP/IPスタックなどで、移動体、携帯機器、ロボット、センサーネットワークなどのエッジ技術を支え、同時にHPC/スーパーコンピューター用基本ソフトウェア※1や高速並列計算技術を開発してきました。現在は、論理回路設計、LSI設計とそのサポートも提供しています。

※1 採用実績:スーパーコンピューター「富岳」

インテグレーションテクノロジー株式会社

制御の数式をモデルで表現し開発を効率化する手法「MBD」(Model Based Development)に、強みを持つ会社です。該社では受託開発のみならず、教育コンテンツや開発環境なども提供しています。教育コンテンツ「MATLAB/Simulinkを活用した実習形式トレーニング」は、受講者が実際に手を動かし理解を深めることができます。また開発環境サポートとして、MBD開発の最適化ツールの販売・設定サポートを行っています。

株式会社OTSL

組み込みシステムやリアルタイム・システム、そして近距離無線システムの企画開発を通じた、高い技術力と豊富な経験の蓄積を有しています。その蓄積された知見と高度なテクノロジーをベースに、ソフトウェア開発や品質保持に関するコンサルティングから教育サービスの提供に至るまで、お客さまの製品とサービスのさらなる進化のため、さまざまなサポート活動を展開しています。
また、自動運転に向けたセンサーシミュレーション用のシミュレーター「COSMO SIM」の開発・販売も手掛けており、複雑な自動運転開発の支援も行っています。

株式会社エクスモーション

組み込みソフトウェア(Edge Technology)開発の課題を解決する、新しいスタイルのコンサルティングファームです。課題解決の戦略立案にとどまらず、直接課題解決まで手掛けるワンストップ型の実践的スタイルを強みに、お客さまが直面している「ソフトウェア時代の新しいものづくり」に尽力しています。該社が提供するオンライン学習プラットフォーム「Eureka Box(ユーリカボックス)」は、長年のコンサルティング経験から得た要求定義やモデルベース開発などの開発技術に加え、エッジAIやAWS活用などの新しいテクノロジーなども含めた形でコンテンツ化し、開発に携わる皆さまのスキルアップ・リスキリングをサポートします。

株式会社オーバス

AUTOSAR関連のソフトウェアプラットフォーム製品の開発・販売と、関連エンジニアリングサービスを行っています。主な製品として、AUBIST Classic Platform (AUTOSAR CP仕様準拠)、AUBIST Adaptive Platform (AUTOSAR AP仕様準拠)、AUBIST TOOL(AUTOSARソフトウェア開発環境)、AUBIST Hypervisor(Linuxなどの汎用OS用ハイバーバイザー)、AUBIST Hypervisor for MCU(マイコンの仮想化支援機能用ハイバーバイザー製品)などがあります。

ETAS

ボッシュ・グループの完全子会社として1994年に設立され、欧州、北米、南米、アジアに海外営業拠点を展開しています。ETASは、車載用ベーシックソフトウェア、ミドルウェア、およびソフトウェアデファインドビークル向けの開発ツールといった多彩な製品を提供し、自動車メーカーやサプライヤーの開発・運用の効率向上を支援しています。該社はまた、ESCRYPTのブランドを通じて、自動車分野に特化した包括的なサイバーセキュリティソリューションを提供しています。

BlackBerry

カナダに本社を置き、組み込みソフトウェア製品を開発・販売しています。主な製品として、BlackBerry QNX、BlackBerry Jarvisなどがあります。

  • BlackBerry QNX:デジタルコクピット、ADAS、インストルメントクラスター用のリアルタイムオペレーティングシステム、ハイパーバイザー、プラットフォーム、Tool Suite、暗号化セキュリティプラットフォーム
  • BlackBerry Jarvis:バイナリーコードだけでMISRAやCERTやSBOMレポートなどの業界標準に準拠できるソフト開発支援ツール

Aurora Labs

イスラエルに本社を置き、独自のAIアルゴリズム「Line-Of-Code Intelligence(LOCI)」を使用してソフトウェアの機能や動作リスクや変化点を自動的に解析する開発支援ツールを提供しています。
主な製品として、AutoDetect(ソフト開発時に、変更を加えた際の新規バグ・潜在的セキュリティリスクの⾃動検知とレポーティング)、AutoUpdate(OTAの際の更新ファイルをLOCIにより極⼩化し通信コスト・メモリーサイズの低減)などがあります。
今後のソフトウェア開発における品質、安全性、セキュリティの開発コストを大幅に削減するソリューションです。

Synopsys

米国に本社を置き、ソフトウェア開発において高い品質とセキュリティを高効率で実現するための技術とツールの販売、保守ならびにコンサルティング業務を行っています。主な製品としては、Coverity(静的アプリケーション・セキュリティ・テストのツール)、BlackDuck(アプリケーションやコンテナに含まれるオープン・ソースおよびサードパーティーのコードから生じるセキュリティ、品質、ライセンス・コンプライアンス上のリスク管理支援ツール)などがあります。

JFrog

米国とイスラエルに本社を置き、DevOpsの鍵となる成果物リポジトリ管理プラットフォームを提供しています。主な製品として、

  • ARTIFACTORY:ソフトウェアパッケージの保存、管理
  • XRAY:パッケージのセキュリティ検査
  • DISTRIBUTION:安全にソフトウェアを配布
  • CONNECT:OTA環境でのデバイスフリートへのデプロイ、運用、監視
  • PIPELINES(CI/CD):自動化とオーケストレーション

などがあり、海外車両メーカー各社などで採用実績があります。