背景・課題
3D LiDAR(以下、LiDAR)は、レーザー光を用いて対象物までの距離や形状を三次元で計測できる技術です。空間の3Dマップ化や物体認識が可能で、自動運転や産業用ロボット、ドローン、工場の自動化などに活用されています。
さまざまな場面で高精度な空間認識を実現する一方で、導入には専門知識や複雑なシステム構築が必要なためにハードルが高いという課題があります。特に技術担当者や経営層にとって、初期評価にかかる手間やコストが導入を妨げる要因となっています。
ソリューション内容
当社が取り扱うLivox Technology Company Limited(以下、Livox)のLiDARは、独自技術による優れたコストパフォーマンスで幅広い業界に導入されています。当社ではお客さまが手軽に評価できるよう、オープンソース※を活用したプログラムを無料で公開し、 LiDARを用いたマッピングや経路生成を手軽に行える環境を提供しています。これにより、専門知識がなくても動作確認や簡易評価が可能です。
当社の強み
経験豊富な社内エンジニアが執筆した「技術コラム」を通じて、オープンソースプログラムを活用した評価環境や、自社で作成したプログラムなどのノウハウを活かした情報を発信しています。
技術コラム(リンク)
オープンソースプログラムの紹介記事:
・3D-LiDAR(Livox:HAP)とカメラのセンサーフュージョン(リンク)
・3D-LiDAR(Livox:MID-360)とTurtlebot2を使った自動走行(リンク)
・3D-LiDAR(Livox:MID-360)を使った3D-MAP作成(リンク)
加えて、
・当社が開発した自走ロボットやマッピングキットのデモ実演
・製品化を検討されるお客さまに国内外のソフトウェアパートナー企業のご紹介を行い、お客さまの導入をご支援いたします。
関連情報
Livox Technology Company Limited:(公式サイト)
※オープンソース: ソフトウェアのソースコードが公開され、誰でも利用・改良できる形態