ネクスティ エレクトロニクス(タイランド)とコンケン大学との教育・研究・採用のMOU締結について
TOYOTA TSUSHO NEXTY ELECTRONICS (THAILAND) CO., LTD.(豊田通商ネクスティ エレクトロニクス(タイランド)、以下:NETH)は、Khon Kaen University(タイ国立コンケン大学、以下:KKU)と、教育・研究・採用の連携強化を確認するMOU(Memorandum Of Understanding)を、2023年2月6日に締結しました。KKU工学部の教授陣やNETHの電子デバイス部長、副部長、ソフトウェア開発部長、人事部長が同席する中、 KKU工学部長とNETHの高林社長による締結式が、KKUにて執り行われ、調印を交わしました。締結式後には、KKUの施設やサイエンスパークを見学し、昼食会ではさまざまな意見交換を行いました。
1.目的
KKUは、タイ政府が設立した国家スマートシティー委員会と共同でスマートシティー計画を推進し、農業関連の取組みや最新設備を備えたサイエンスパークです。AIやIoTの技術研究などに注力する一方で、学生の知見や経験を生かす場所を求めています。一方NETHは、研究開発部門でのテーマ不足やエンジニアリソース不足などの課題に直面しています。そこで、KKUとの連携を強化することで、これらの課題解決に取り組んでいきます。
2.MOU内容
NETHとKKUは、連携して以下3点のテーマを推進していきます。
① 教育:NETHのエンジニアが基本的な技術を提供し、KKUと共に人材育成に関わる
② 研究:両者での共同研究開発テーマを選定し、学生と共に研究を推進
③ 採用:①と②を通じて優秀な学生をNETHにて採用する独自の採用チャネルを確立
今回の産学連携協定により、NETHは、KKUの学生に対して実践的な研究や産業界での経験を積むことができる貴重な機会を提供するとともに、人材確保や研究開発力の強化、新たなビジネスチャンスの創出など、相互にさまざまなメリットを活用し、人材不足などの課題解決に貢献していきます。
<締結式の様子>
左:NETH社長 高林 靖、 右:KKU工学部長 Ratchaphon准教授