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Connectivity Standards Alliance加盟のお知らせ
~スマートホーム共通規格「Matter」への対応力を強化~
このたび、当社はスマートホームの共通規格「Matter」を策定した標準化団体「Connectivity Standards Alliance」(以下「アライアンス」 )へ加盟しました。IoT関連の共通規格を策定するアライアンスへの加盟により、共通規格に関する技術力の向上を図り、Matter対応製品を開発するお客さまに貢献します。
1.加盟の背景
ライフスタイルの多様化に伴い、スマートホームデバイスの需要が急増しており、その中心となる共通規格「Matter」の役割が非常に重要になっています。当社はMatterを策定するアライアンスへ加盟することにより、Matter対応製品の開発を進めるお客さまに対して最新の情報と技術サポートを提供し、製品開発の質とスピードの向上に貢献します。またエレクトロニクス商社として、アライアンスに加盟している半導体サプライヤーと緊密に連携し、お客さまの開発プロセスをさらに加速させるための支援を積極的に行います。
2.日本支部への参加
2024年4月、アライアンスの日本支部である「Japan Interest Group」が新設され、当社はその設立メンバーとして参画しました。エレクトロニクス商社としては、当社が唯一の参画企業です。商社として、Matter製品を開発するお客さまの声や日本の家電製品に求められる特有の機能を理解し、それらをMatter規格に反映させるため、アライアンスへの働きかけに取り組んでいきます。
当社はこれからもお客さまのニーズに応える最新技術の提供を通じて、技術力の向上とサービスの拡充を続けていきます。
■Matterについて
2022年に発表されたスマートホームの新規格「Matter」は、異なるメーカーのスマートホーム製品間での相互運用を実現します。Matterは、ユーザーに複数のデバイスのシームレスな連携と、単一アプリでの管理による便利で快適なスマートホーム生活を提供します。セキュリティも強化されており、プライバシーやデータの保護が確保されています。さらに拡張性も高く、対応機器の拡充や機能の追加により、利便性を向上し続けます。
Matterの詳細:https://buildwithmatter.com/
■Connectivity Standards Alliance について
Connectivity Standards Alliance(旧Zigbee Alliance)は、IoTの基盤と未来の構築を目指すアライアンスで、2002年に設立されました。アライアンスのメンバーはグローバル企業で構成されています。私たちの暮らし、働き方や余暇の過ごし方を大きく変革させる製品開発のため、アライアンスは普遍的でかつオープンな標準を作成し、進化させる努力を重ねています。メンバー企業の深く多様な専門知識、強固な認証プログラム、オープンなIoTソリューションの提供により、アライアンスは、より直感的で想像力豊か、かつ便利な世界の実現に向けた活動をリードしています。
Connectivity Standartds Alliance:https://csa-iot.org/
■当社問い合わせ先:matter-info@nexty-ele.com
■関連リンク
アライアンス発信のプレスリリース:Connectivity Standards Alliance 日本支部を設立