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モデル流通プラットフォーム(moderix®)を活用し、NEDO「次世代取引基盤構築」の研究開発へ参画

豊田通商グループのエレクトロニクス商社、株式会社ネクスティ エレクトロニクス(本店:東京都港区、代表取締役社長:柿原 安博、以下:ネクスティ エレクトロニクス)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業/受発注・請求・決済の各システムの情報連携を可能とする次世代取引基盤の構築」において、「仮想的な次世代取引基盤における総合的なシステムの開発と有効性の実証」(以下:本テーマ)の研究開発へ参画しました。

次世代取引基盤は、Society5.0を実現する未来基盤として、企業間における受発注、請求、決済に関わる一連の取引をデジタルで完結させます。また、蓄積された取引データを活用し、トレーサビリティー※1管理などの新たなサービスを提供します。この研究開発を通して、次世代取引基盤の着実な社会実装を目指していきます。

 

1. 背景

日本は、Society5.0の実現に向けて産業競争力を高め、自由で開かれた安全・安心なデータ流通の確立を目指し、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。自動車産業においては、OEMやサプライヤーごとに商習慣や利用システムが異なっていたり、取引先ごとにやり取りするデータのフォーマットが統一されておらず自社システムに簡単にデータを取り込めなかったりと、取引先数の増加に伴い多くの画面やシステムを使わなくてはならず、処理が煩雑になっています。 

 

2. 本テーマ概要

本テーマでは、DADC※2が設計した次世代取引基盤のアーキテクチャー※3に基づき、Society5.0を実現する未来基盤として、自動車産業のソフトウェア分野における受発注・請求・決済に関わる一連の各取引をデジタル完結させるために、取引で使うデータの決まりや、企業を識別するための手法などを具体化させます。また、デジタル完結させるための基盤を試作し、取引がデジタル完結できるかどうかの研究開発を行います。さらに、ソフトウェアを対象とした取引データを蓄積し、利活用するシステムを研究・開発することで、トレーサビリティーなどの取引データの付加価値を向上させる新たなサービスを検討します。

本テーマでは、ネクスティ エレクトロニクスが開発したモデル流通プラットフォーム(以下「moderix®」)※4を活用することで、ソフトウェア取引への適用を早期に実現することを目指します。

なお、データ連携基盤は汎用性に留意して開発し、複数の業界、業種において研究開発を行います。 

 

moderix®を活用した、次世代取引基盤の事業イメージ】

 

 

※1 トレーサビリティー:取引されるソフトウェアの流れ(どこから来て、どこに向かうか)を管理すること

※2 DADC(デジタルアーキテクチャー・デザインセンター):Society 5.0(超スマート社会)の実現に必要なデータの連携・共有を可能にする仕組みや制度を設計するための推進機関。

  https://www.ipa.go.jp/dadc/index.html

※3 次世代取引基盤のアーキテクチャー:仮想的な次世代取引基盤が備えるべき機能要件を踏まえ、取引プロセス全体に必要となる機能とその連携フローを整理し、各機能を担う役割とアクターのアロケーションを実施したもの。

※4 moderix®:自動車産業のソフトウェア設計の効率化を目指して開発したデジタル設計書を、複数企業で流通させるクラウドサービスのこと。

  https://moderix.com

 

【会社概要】

■ネクスティ エレクトロニクスについて

 会社名:株式会社ネクスティ エレクトロニクス

 所在地:東京都港区港南2-3-13 品川フロントビル

 

ネクスティ エレクトロニクスは、豊田通商グループのエレクトロニクス事業の中核企業として、カーエレクトロニクスの分野においてトップクラスの規模を誇ります。同分野で培った自動運転技術、つながる技術などの最先端技術を、他の産業分野に積極的に転用するなど、技術・商材を核として、幅広い分野でお客さまや世の中のニーズに応え、社会課題のソリューションを提供しています。また、豊田通商グループのグローバルネットワークを最大限活用し、地域や分野を超えた最適なソリューションを提供しています。

詳細につきましては、以下をご覧ください。

ネクスティ エレクトロニクス HP: https://www.nexty-ele.com/