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ネクスティ エレクトロニクスとグループ会社のC&S Group GmbH、車載イーサーネット テストハウス事業を本格化

豊田通商グループのエレクトロニクス商社、株式会社ネクスティ エレクトロニクス(代表取締役社長:青木 厚、本店:東京都港区、以下 ネクスティ エレクトロニクス)は、欧州のグループ会社C&S Group GmbH(以下、C&S)と協業し、 2021年10月に車載イーサーネットテストハウスの専門ブランド「NeefA(ニーファ:Network expert for Automotive)」を立ち上げ、車載イーサーネットの導入に向けたテストやコンサルティングのサービス提供を開始しました。既に導入実績が豊富な欧州テストハウスで培われたノウハウを活用し、ハードウェア設計評価からシステム評価までのトータルサポートを、国内で初めて提供します。

 

【背景と目的】

自動運転等の技術革新が進むにつれ、イメージデータを含めたデータ通信の高速化、大容量化が進み、新たな通信規格として車載イーサーネットの活用が拡大しています。車載イーサーネットを活用するためには、ハードウェア・ソフトウェアが通信規格に準じており、且つECUでもその通信規格を満たしていることを確認する必要があります。しかし、車載イーサーネット導入においては、ノウハウ不足による技術面やテスト設備の保有やテストの実施に、多くの課題があります。

 

 

そこで、ネクスティ エレクトロニクスと、欧州で豊富な車載通信及び適合テストのノウハウと実績を有している当社グループ会社C&Sは、専門ブランド「NeefA」を立ち上げ、部品レベルからシステムまで幅広くテストやコンサルティングなどのサービスを提供する車載イーサーネットのテストハウスサービスの提供を開始しました。国内Tier1メーカー向けに、標準化された規格に沿ったテストに加え、今後は自動車会社の固有評価仕様に対応したテストサービスを提供していく予定です。また、どのメーカーの車載イーサーネットICが搭載されたECUでも対応可能です。

 

ネクスティ エレクロニクスは、先進安全・自動運転・コネクティッドなど、市場が拡大しているカーエレクトロニクス分野ではトップクラスの規模でビジネスを展開しています。またC&Sは欧州における車載通信の規格適合テスト機関として、欧州を中心としたOEM・Tier1の車載通信テストやコンサルティングを行っており、豊富な車載通信及び適合テストのノウハウを有しています。

また、欧州の標準化団体であるOPEN AllianceやISOなどで仕様策定を行っている、車載通信に関する専門家集団です。

 

ネクスティ エレクトロニクスとC&Sは、2社の技術と知見を活かし、車載イーサーネットのテストを迅速且つ的確に行うことで、導入課題となっていた技術や設備面などの課題を解決し、お客様のスムーズな導入をサポートします。