技術部門にてFAE（Field Application Engineer）として、車載/民生/産業機器のお客さまへ、担当製品の紹介や技術提案、技術関連の質問に対する回答、量産後のトラブルシューティングなど、営業部門と一緒になって技術面でお客さまをサポートしています。お客さまの課題を解決するために、自社のラボで実験をしたり、お客さまを訪問して一緒に製品の動作確認をしたりすることもあります。

私は理系出身だったため、就職活動時は漠然とメーカー勤務をイメージしていましたが、ある決まった製品に長年関わるより、より多くの技術・製品に触れてみたいと思い、エレクトロニクス商社の技術職を選びました。当社は取扱い製品やお客さまの分野も多岐に渡っているので、入社後も様々な案件・製品を担当できるだろうと思ったのも決め手です。

入社前の予想を上回り、これまで自動車部品メーカー、工作機械メーカー、プリンターメーカーなど、多くのお客さまとその製品を担当させて頂きました。複数の製品を担当することで技術の幅も広がりますし、様々なお客さまと取引させていただくことで色々な業界にも詳しくなってきました。

基本的にはインターネット、社内外の有識者への質問、セミナーなどへの参加を通して情報収集します。「まずは自分で調べ、それでも分からないことを質問する」のが社会人の基本だと思っているので、このスタンスは常に意識して業務に取り組んでいます。社内FAEはプロフェッショナルの方々ばかりですので、分からないことがあるといつも助けてもらっています。

入社後は新入社員研修があり、ここで社会人としてのイロハを学びました。配属後は各部署でOJTリーダーと一緒に、実際の案件サポートを通してFAEとしてのノウハウを蓄えました。他にも新入社員/営業職向けの技術勉強会が開催され、グループによっては自部署内で勉強会なども実施しています。社外セミナーの受講や資格取得などを会社が後押しする風土もあり、これらを積極的に活用しています。

業務・プライベート関わらず、困ったことや相談したいことがあったら気兼ねなく相談できる方が多いです。得意分野ごとにエンジニアが多く在籍しているので、技術的なことで分からないことがあれば皆さん親切に教えてくれます。

自分が担当した製品が量産され、世の中で使われている所を見ると達成感を感じます。私は入社時から車載のお客さまを中心にサポートさせて頂いていたため、担当した担当した製品が搭載された車が街中を走っている所を見るとつい目を向けてしまいます。

フレックスタイム制度、テレワーク制度は自分の業務に合わせて柔軟に時間管理ができるので助かっています。特にフレックスタイム制度は、週末に予定があって早く帰りたい時などにプライベートを優先できるのでありがたいです。もちろん、早く帰るために自分の業務は責任もって対応しておく必要があります（笑）。

仕事終わりにネットで映画を見て息抜きをすることが多いです。会社の雰囲気として休暇も取りやすいため、有給休暇を使って国内旅行などにも行ったりします。最近は札幌旅行に行ってきました。