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高効率かつ小型。入力電圧3V~36V、出力電流2.5A/3.5A MOSFET内蔵、同期整流式降圧DC/DCコンバーター | アナログ・デバイセズ

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DCDCコンバータに求められる性能

一般に、車載分野や産業分野のアプリケーションは、厳しい環境で運用されます。特に、ノイズの影響を受けやすいアプリケーションの場合、小型、低ノイズ、高効率の降圧レギュレータ(DC/DCコンバータ)が必要になるはずです。そうしたケースでは、DC/DCコントローラICと外付けのパワーMOSFETを組み合わせるのではなく、より小型化が図れる降圧レギュレーター製品がよく選択されます。つまり、パワーMOSFETも集積した1パッケージ/モノリシックの降圧レギュレーター製品が使われるということです。なかでも、AM帯よりもはるかに高い2MHzのスイッチング周波数で動作するモノリシック・レギュレーターであれば、外付け部品についても小型のものを選択できます。加えて、最小オンタイム(TON)が非常に短い製品であれば、中間レギュレーションを適用することなく、高い入力電圧を直接必要なレベルまで降圧することが可能です。そうすれば、実装スペースの削減と複雑さの軽減を図ることができます。

高効率、低EMI、同期整流式降圧コンバータ MAX20402/MAX20403

これらの性能要求にこたえるのが、アナログ・デバイセズ社の降圧DC/DCコンバーターMAX20402/MAX20403です。 入力電圧範囲は3V~36V(42V tolerant)ですので車載12Vバッテリーに接続可能です。最大出力電流は2.5A(MAX20402)および3.5A(MAX20403)、3mm x 3mm QFNパッケージでMOSFET内蔵の同期整流型のため、小型でかつ高効率です。 35nsの最小オンタイム動作で2MHzのスイッチング周波数に対応するため、インダクターのサイズ・コストが削減され、さらに広帯域動作により入出力コンデンサの低容量化が可能で、システムのコスト・サイズも削減されます。 また、MAX20402/MAX20403のパッケージは対称ピン配置となっており、2MHzのスイッチング周波数および+/-6%のスプレッドスペクトラム機能と合わせることでEMIを低減し、無線干渉を最小限にすることができます。 シミュレーションモデルも提供されており、アナログ・デバイセズ社のホームページからアクセスできる無料のシミュレータ(EE-SIM)を使用し、AC特性・Transient特性を確認できます。

特徴

  • VIN入力電圧範囲 3 ~ 36V(42V tolerant)
  • 同期整流
  • 出力電流2.5A(MAX20402)、3.5A(MAX20403)
  • 出力電圧 3.3Vおよび5.0V(Fixed)、0.8~12V(adjustable)
  • LowIQ:10uA
  • 3MHz、2.1MHzおよび400kHz固定周波数
  • 効率:95.5%@400kHz, 12VIN, 5VOUT、93%@2.1MHz, 12VIN, 3.3VOUT
  • +⁄- 6% スプレッドスペクトラム
  • Low 35ns 最小オンタイム
  • SYNC入力端子
  • 99% 最大デューティーサイクル
  • PGOOD出力、電流リミット、サーマルシャットダウン、UV ⁄ OV保護
  • +⁄- 1.5% 出力電圧精度
  • 3 × 3mm 15-pin SW-FC2QFNパッケージ
  • AEC-Q100 Qualified

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