GBW(利得帯域幅)とは?
オペアンプの利得帯域幅(GBW)は、オペアンプが対応できる信号の周波数帯域を決める重要な性能指標です。
GBWが大きいオペアンプは、高周波での信号処理に適しています。
設計者は信号処理に必要となる周波数帯域とGBWからオペアンプを選定する必要があります。
GBWの定義
定義式:GBW = オープンループゲイン × 周波数
オペアンプのオープンループゲイン周波数特性を下図に示します。
-20dB/decadeとは?
-20dB/decadeとは周波数が10倍になるとオープンループゲインが1/10倍(-20dB)になる傾きのことで、GBWはこの傾きを維持している周波数帯域のオープンループゲインと周波数の積で表現されます。
この周波数帯域では下式を常に満たします。
GBWと誤差の関係
「オペアンプ基本動作」において、反転増幅器のクローズドループゲインは、イマージナリーショートが成り立つという仮定のもとで、抵抗の比率によって求められると説明しました。
また、イマージナリーショートは、オープンループゲインが十分に大きい場合に成り立つことも説明しました。
イマージナリーショートが等価的に成り立つと見做せるかの判断基準は、想定される信号の帯域とシステムから要求される反転増幅器のクローズドループゲイン誤差に依存します。
要求される誤差を満たせない場合は、GBWのより大きなオペアンプに変更する必要があります。
お問い合わせ
関連技術コラム
関連製品情報

車載にも対応可能な赤外光センサーIC VCNL4035X01
このICは、多様な近接・照度センシングの実現に貢献します。本ICで、さまざまなシーンでタッチレスな操作が可能になります。
- Vishay Intertechnology, Inc.
- NEXT Mobility

ハイサイド/ローサイドスイッチリレーもヒューズも置き換える ― 車載品質のスマートスイッチで、配電と負荷制御を“賢く・安全に”。
ハイサイド・ローサイドの車載用スマートスイッチで、過電流や過温度などの保護と診断機能を備え、安全かつ高信頼に負荷制御を行います。
- Infineon Technologies AG
- NEXT Mobility

車載アラウンドビューシステムに搭載される各カメラ故障検知時の課題解決
複数カメラシステムにおける、カメラ単体故障が他の正常なカメラにも影響を及ぼす課題を解決するソリューションとしてMAX20086/7/8/9を紹介します。
- Analog Devices, Inc.
- NEXT Mobility
- ICT・インダストリアル
- スマートファクトリー・ロボティクス

NXPのNPUを搭載したi.MX/MCXによるエッジAIソリューションをご紹介
利用が急増しているエッジAIについて、実際の機器を踏まえて解説します。NXPがリリースしている、NPUを搭載したプロセッサー、マイコンをご紹介します。
- NXP Semiconductors N.V.
- NEXT Mobility
- ICT・インダストリアル
- スマートファクトリー・ロボティクス

RF製品の電源供給にも使用できるほど低ノイズのスイッチング・レギュレーター
Silent Switcher 3は、低い低周波ノイズと高速な負荷応答特性を実現した最新のスイッチング・レギュレーター技術です。
- Analog Devices, Inc.
- ICT・インダストリアル

NXPの車載ミリ波レーダー製品の紹介
先進運転支援システム(ADAS)において重要なセンサー車載ミリ波レーダーの概要と、その市場をリードするNXPの先進的なレーダー製品ファミリーをご紹介します。
- NXP Semiconductors N.V.
- NEXT Mobility
- ICT・インダストリアル
- スマートファクトリー・ロボティクス






