一言にLEDと言っても車のライトやサイネージ、植物育成など数多くの用途でさまざまなLEDが利用されています。
本コラムではLEDの種類について色のフォーカスをし、カラーLED、白色LEDについてご紹介します。
LED選定でお困りの際はぜひ当社までご連絡ください。
カラーLEDと白色LEDについて
カラーLED
LEDチップはインジウム、ガリウム、窒素、リン、アルミニウムなどの化合物により構成されています。
化合物ごとに放出される光の波長が異なり、これによってさまざまな色を表現しています。
一般的にはInGaNが青~緑色、InGaAlPが緑~赤色で使用されています。
白色LED
単色の場合は上記のようにLEDチップの材料によって色が決まってきますが、白色は2種類以上の色を混ぜることで実現されています。
1つ目は青色LEDと黄色蛍光体、もしくは赤色・緑色蛍光体を使用する方法です。
LEDチップから出た青色の光が黄色蛍光体、もしくは赤色・緑色蛍光体を通ることで白色光となります。
LEDチップは1種類で良いため価格が安価となり、消費電力も低くなります。
また黄色蛍光体を用いる方法よりも赤・緑蛍光体を使用する方法の方がより演色性が高くなります。
この方式の白色LEDは照明設備やディスプレー、車メーターのバックライトとして使用されることが多いです。
2つ目は赤、緑、青3つのLEDチップを使用し3色の光を混ぜて白色を表現する方法です。
チップが増える分コストも増加しますが、それぞれのチップを個別に制御できるため白色以外にもさまざまな色を表現することができます。
そのためイルミネーション照明や、最近では車のインテリアで使用されることも多くなってきています。
赤外線LED
可視領域よりも波長が長く電波より波長が短いエリアの電磁波を赤外線(IR)と呼びます。
赤外線は波長域によって近赤外線、中赤外線、遠赤外線などに分けられ、このうち赤外線LEDは主に近赤外線の波長域に該当します。
赤外線は光が人間の目に見えないこと、波長が長く、エネルギーが小さいことが特徴です。
主な用途は、監視カメラやテレビ・エアコン用リモコンなどが挙げられます。また近年では自動車分野においてDMS(Driver Monitoring System)などの先進的なシステムにも活用されています。
紫外線LED
可視領域よりも波長が短く、X線より波長が長い範囲の電磁波を紫外線(UV)と呼びます。
波長域によってさらに分けられ、波長が長い順にUV-A, UV-B,
UV-Cと定義されています。
紫外線は波長が短く、エネルギーが大きいことが特徴です。
特にUV-Cは最も波長が短くエネルギーが高いことから水や空間の除菌・清浄に使用されます。
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